真ん中を線で区切られた二つの油絵。縦と横。混沌と調和。戦争と平和。何を示しているかはわかりませんが、人間誰しもが心の中に持ち合わせているような背中合わせの感情を描いているのでしょうか。一見交わることのないような二つの世界が一つになっています。表裏一体のような。二つあることでこの作品は完成されていて、それが全く意味を持たないとしても、何かメッセージ性を感じる 雰囲気のある作品だと思います。大切にコレクションしてくれる方の手に届く事を願っております。

【作品紹介】作家名：上田雄三  -Yuzo Ueda-作品名：『無題』制作年：1988年技法：油彩サイズ 38cm × 56.5cm
【作家紹介】上田雄三  (うえだ ゆうぞう) 1951年静岡県生まれ。多摩美術大学グラフィック・デザイン科卒業。1976年より日韓文化交流に携わる、特にアジアのアーティストの展覧会を日本、韓国、中国、台湾のみならずフランス、ドイツ各国において多数企画する。1983年ギャラリーQを設立。「第56回ヴェネチア・ビエンナーレ」（2015）石田徹也コーディネーション、「第10回釜山ビエンナーレ」（2016）アシスタントキュレーターなど、アート・プロデュースを多数手がけるほか、「アジア編集長会議」（2008〜）なども企画。

【注意事項】絵自体に汚れは見当たりませんが、額装したマットに染みが見られます。(画像7、8でご確認下さい)新しい物ではありませんので、ご理解のある方のみのご購入をお願い申し上げます。
本作品は真作を保証します。万が一、真作でない場合は返品、返金を承ります。 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。 存命作家の場合は作家本人より、物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。 また、上記の理由以外での返品、返金はご対応致し兼ねますのでご了承下さい。
(画像は出来る限り現物に近づけておりますが、多少違いがある可能性がございますので予めご了承ください。)