サイズ：径・約13.5ｃｍ           高・約8ｍ 付属品：共箱、共布、御物袋（茶筅はつきません）発送 ：60サイズ段ボールを予定しています。
です。無傷、状態良好です。キレイです。
十四代豊斎さんの作品です。のちの猶香庵さんです。朝日焼の特徴で鹿背と燔師が特に有名ですが、こちらはその燔師のお茶碗です。相対的に燔師茶碗の方が数が少ないように思います。どちらも御本手のような斑紋が特徴でその違いが難しいですが、個人的には燔師の方が白っぽいグレーで斑紋がオレンジというよりはピンク色の発色と思います。あと燔師の方が硬質な感じがいたします。
こちら上手な部類の作品になるかと思います。勝手に上手と言うのもなんなんで(笑)その根拠を申し上げますと、①高台内にある朝日印の他に豊斎印も見られる。②共箱が印籠蓋の桐箱（だいたいは四方桟蓋）で字が蓋甲ではなく側面に書かれている。③お茶碗が御物袋に入って次第が良い。
作家さんの方でこれは良いお茶碗だとして、紐を替えるだけで御書付を頂ける様にと、世に出したお茶碗ではないかと推理いたします。(笑)基本的に共箱の蓋甲に文字があると、その裏に箱書きして下さる御家元に失礼になるのかと思います。共箱が少し経年ヤケしているのと陶歴などの栞がないことが残念ですが、しかじかの理由で良いお茶碗と思います。あとはこちらのお茶碗を気に入って下さるかどうかです。(笑)
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