ご覧いただきありがとうございます。
長年おじがコレクションしていたものを出品させていただきますので、よろしくお願いいたします。

在銘「備州長船則光　天正十三年二月日」の脇差の出品です。

革巻き鞘に「支那事変出征記念」と書かれた陸軍略式軍刀拵が付属します。

柄は脇差用ではなく刀用の長い柄が使われており、これは実戦で軍刀として両手で握ることを想定しているためです。
柄糸には経年による多少の解れはありますが、緩みは無く、鮫皮は高級な部位を使用しており非常にコンディションが良いです。
目貫は虎の図で、縁と頭には揃いの雲龍が彫られており、「龍虎」で揃えられています。

鍔は滑らかな黒サビに覆われており、銅と金で唐草と扇子の図が象嵌されています。

切羽は小刻み切羽が鍔の上下に各2枚ずつの計4枚が付属しています。

ハバキは銅に銀を着せた二重ハバキで、経年による多少のスレはありますが良いコンディションです。

刀身の脱落防止のための、駐爪代わりの革ベルトは切れなく付属し、スナップボタンもしっかり留めることができます。

鞘は木鞘に牛革が巻かれております。
革は経年の割に傷みなく、縫い目部分にも解れや糸のとびや切れはありません。
石突部分は潰れておらず、非常に良いコンディションです。

また鞘には鞘書きが施されており、スナップボタン側には「第十四師團後備歩兵第四大隊第一中隊　昭和十二年九月十日　動員下令」、もう一方には「支那事変出征記念　陸軍歩兵伍長　久保田　倭」と書かれています。

刀身は実戦での使用による刃こぼれやスレ、キズはありますが、激戦を戦い抜いた迫力ある一振りです。
また地肌は杢目肌で刃文は小互の目乱れが華やかです。

茎は美しい黒サビに覆われており、しっとりとした感触で手につくサビはありません。
銘は鏨で「備州長船則光　天正十三年二月日」と切られています。

調べたところ備州長船則光とは、室町期の則光の中で一番上手で特に有名な備州長船五郎左衛門尉則光で、いわゆる寛正則光と尊称される則光です。 古刀期の備前刀の代表刀工でとても有名です。(web参照)

実際に実戦で使われていた為、多少の小キズがありますが、日本の戦史を感じられる一振りです。

専用の袋が付属します。

軍装のコスプレや観賞用にも最適かと思います。
また歴史的資料やコレクションなどにいかがでしょうか？
どなたかお好きな方にお譲りできたら幸いです。

サイズ(登録証参照)
種別...わきざし
全長...53.0cm
反り...1.2cm
目釘穴...1個
銘文...(表) 備州長船則光
(裏)天正十三年二月日

先幅...約20mm
先重...約5mm
元幅...約30mm
元重...約7mm

素人ですので専門的なご質問などには
お答えできないのでご了承ください。

古いものですのでスレ、サビがあります。
神経質な方のご入札はご遠慮ください。
落札後はノークレーム、ノーリターンでお願いします。

品物を見やすくする為に明るさ・コントラストは調整しておりますが、品物には一切加工はしておりません。

ご使用のブラウザにより画像の色味の差異がございます。

画像のご確認・ご理解の上、自己判断でのご入札をお願いします。画像にあるものが全てです。

配送方法はおてがる配送宅急便でお送りします。送料は落札者様でご負担下さい。
現段階では120サイズを予定しておりますが、梱包の状況により発送サイズが異なる場合がございます。あらかじめご了承のほどよろしくお願い致します。

ご入札は落札後24時間以内にご連絡を頂ける方で、48時間以内にお支払が完了できる方のみでお願い致します。

※銃砲刀剣類を購入したり譲り受けた場合は、20日以内に登録証記載の都道府県教育委員会へ届け出が必要です。

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